体力アップに年齢は関係ない

年だから動けない・体力が落ちたなど、年齢を理由に出来なくなったことを仕方ないとする傾向は

一般的に強く根付いている文化のひとつだと思います。

年齢が高くなることは身体能力は衰えるだけなのか。

世の中を見渡すとすごい体を維持している高齢の方もいます。

このような人達が紹介されている記事を読むと共通していることは運動を継続して行っていることでした。

学生の頃なのかというとそのような訳でもなく、健康のために運動し始めた高齢に近い時期のケースも少なくありません。

個人の能力差はあるにせよ体はいつでも成長していくことができる証明だと思います。

とはいえ年齢を重ねていくと体の成長が鈍化したり、疲労が取れにくくなることは事実なので

ここを踏まえたうえで運動をしなければなりません。

そこでポイントいくつか紹介します。

□筋力と筋肉量の維持 高齢者:加齢により筋肉量(サルコペニア)や骨密度が減少しやすいですが、

適切なレジスタンス運動(筋トレ)や負荷の少ない運動(ウォーキング、ヨガなど)を続けることで、筋肉の維持や成長は可能です。

□ 回復力と適応 高齢者は回復に時間がかかるため、過度な負荷は避け、休息を十分に取ることが重要です。

トレーニングの頻度や強度は年齢や個人の健康状態に応じて調整する必要があります。

□栄養と生活習慣 筋肉の成長・維持には十分なタンパク質(1日あたり体重1kg当たり1.2~2.0gが目安)が不可欠です。

特に高齢者はタンパク質の吸収効率が低下するため、意識的な摂取が重要。

筋肉の修復やホルモン分泌には質の良い睡眠が欠かせません。ス

トレスが多いとコルチゾールが増加し、筋肉の分解を促進する可能性があります。

定期的な運動(筋トレ、有酸素運動、柔軟性トレーニングの組み合わせ)が、70歳以上でも筋力、骨密度、心肺機能を改善することが示されています。

実例として、80歳以上でマラソンやボディビルに挑戦する人々がおり、継続的なトレーニングで驚異的な体力を維持しています。

個人のレベルに合せながら、運動を継続すると現状よりもレベルアップする人がほとんだと言えると思います。

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  1. 2025.10.05

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