暑熱順化をしよう

ここ数日で気温が急に高くなりはじめました。

まだ、4月ですが今日は夏日の予報が発表されています。

真夏の時季とは違い湿度が高くないので蒸し暑さはそこまでありませんが暑いことに変わりありません。

つい最近まで寒い日もあったので体が暑さになれず体調を崩しやすくなります。

熱中症に気をつけたいですね。

そこで予防のために体を暑さに慣らしていくために暑熱順化の知識をつけましょう。

暑熱順化とは、体が高温多湿な環境に適応し、暑さによる負担を軽減するプロセスです。

特に夏場や高温環境での作業、運動を行う際に重要で、熱中症のリスクを低減し、パフォーマンスを維持するのに役立ちます。

暑熱順化を成功させるには、急激に高温環境に身を置くのではなく、徐々に体を慣らすことが重要です。
最初の数日は、短時間の軽い運動(30~60分程度)を暑い環境で行い、徐々に時間や強度を増やします。

通常、完全な順化には7~14日かかります。

順化を促すには、軽~中程度の有酸素運動(ウォーキング、ジョギング、サイクリングなど)が効果的です。

運動強度は心拍数が最大心拍数の50~70%程度を目安に設定します。
毎日または2日に1回の頻度で暑い環境での活動を続けることで、体は効率的に適応します。

ただし、過度な負荷は熱中症や疲労のリスクを高めるため、息切れ、めまい、過剰な疲労感などに注意しながら調整してください。

暑熱順化中は発汗量が増えるため、脱水を防ぐための十分な水分補給が不可欠です。
のどが渇くと感じる前に水分をこまめに摂るように心掛けましょう。
暑熱順化中は、体の反応を注意深く観察することが大切です。
めまい、頭痛、吐き気、異常な疲労感、筋肉のけいれんなどは熱中症の初期症状の可能性があります。
これらのサインを感じた場合は、すぐに涼しい場所に移動し、水分を補給して休息を取ります。
また、順化が進むにつれて発汗量が増え、体温上昇が抑えられるようになります。
この結果として熱中症の予防になります。

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院長のヒトリゴト

  1. 2025.04.15

    口腔は大切
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