新年度が始まって数週間経過するとゴールデンウィークがやってきます。
ゴールデンウィークは大型連休なので、新年度に入ってからの緊張感が一気に抜けてしまい
日常生活に戻るときにギャップを感じることで五月病になることがあります。
症状は、やる気や集中力の低下・倦怠感や疲れやすさ・気分が落ち込む・不安感・睡眠障害・食欲不振や過食などです。
五月病は医学的な疾患名ではなく、ストレスや環境変化による一時的な適応障害のような状態を表す通称になります。
新生活のストレスや環境変化に強い人・弱い人がいます。
これはどちらがいいという事ではなくその人の特性になります。
ここでは五月病になりやすいタイプを紹介します。
□ 完璧主義な人
失敗を許せず、自分を責める傾向があるため、ストレスが蓄積しやすいです。
特徴としては、細かいミスにこだわる、高い目標を課す、他人と自分を比べるなどが挙げられます。
□ 内向的で人に相談しにくい人
内向的な人は積極的に関わるのが難しく、孤立感を抱きがちです。
ストレスや不安を一人で抱え込むため、心の負担が増えます。
特徴としては、他人との会話で緊張する、自分の気持ちを言葉にするのが苦手、集団より一人で過ごすのを好むなどがあります。
□環境変化に敏感な人
学校や職場のルール、人間関係、住環境の変化など、複数の変化が重なると、適応に時間がかかります。
このタイプは、変化をストレスとして強く感じ、疲れや不安が溜まりやすいです。
特徴としては、ルーティンを好む、知らない場所や人で緊張する、慣れるまで時間がかかると自覚しているなどがあります。
□自己肯定感が低い人
新生活では、他人との比較や評価を意識しやすく、「自分はダメだ」「周りに迷惑をかけている」と感じがちです。
特徴としては、褒められても受け入れにくい、失敗を引きずる、他人からどう見られているかを過剰に気にするなどがあります。
□頑張りすぎる人
新生活で「期待に応えたい」「良いスタートを切りたい」と全力で取り組むあまり、休息を忘れて疲弊します。
ゴールデンウィークで緊張が緩むと、疲労が一気に表面化し、やる気や体調を崩すことがあります。
特徴としては、頼まれたことを断れない、休むことに罪悪感を持つ、自分の限界を無視して頑張るなどがあります。
□ 生活リズムが乱れやすい人
新生活では、勉強や仕事の忙しさ、飲み会やイベントなどで生活リズムが乱れることがあります。
特に、睡眠不足や食事が偏ると、心身のバランスが崩れ、ストレス耐性が下がります。
特徴としては、夜更かしが多い、朝起きるのが苦手、食事の時間がバラバラ、予定を詰め込みすぎるなどがあります。