野球で多いケガについて

スポーツをしているとケガをしてしまうことがあります。

ケガをしないように予防するにしても、ケガをしてしまい治療をするにしても

ケガについて知識が全くなければ何もできません。

今回は野球で起こるケガについて知識をつけていきましょう。

肩のケガ

□肩関節唇損傷 肩の受け皿となる骨を覆っている線維性の軟骨が損傷することです。

□インピンジメント症候群 投球時に腕の骨と肩甲骨の骨がぶつかり、腱板や肩峰下滑液包が挟まれて痛みが生じます。

□腱板損傷 肩の内部や後部に痛みが発生し、重症化すると日常の動作でも腕が上がらなくなります。

肘のケガ

□内側側副靭帯損傷(内側型野球肘) 肘の内側に痛みが現れ、放置すると骨が変形し、完治せずに肘が緩んだままとなります。

□離断性骨軟骨炎(外側型野球肘) 肘の外側に痛みが生じ、重症化しやすいため注意が必要です。

□肘頭疲労骨折(後方型野球肘) ボールを投げて肘が伸びるフォロースルー時に、肘の後部で骨同士が衝突し、疲労骨折を起こします。

腰・股関節のケガ

□椎間板ヘルニア 腰痛に悩む野球選手は多く、腰痛は野球選手にとっての職業病とも言えます。

□股関節痛 股関節の柔軟性が低いと腰椎に負担がかかり、腰痛を引き起こすことがあります。

手・手首のケガ

□有鈎骨骨折 手首の骨折で、特にバッティング時に発生しやすいです。

□TFCC(三角線維軟骨複合体)損傷 手首の痛みや不安定感が生じます。

足部のケガ

□足首の捻挫 スライディングや走塁時に発生しやすいです。

□膝痛 膝に負担がかかる動作が多いため、膝痛が発生しやすいです。

繰り返しの動作で起こるケガが多いので、痛める前に負担の掛からないフォームを身に付けることが大切になります。

今ではスマホで動画を撮ってその場で確認することも難しくないので、自分の動いているイメージと実際の動きを

比較して理想のフォームに近づくことが実力アップにも、ケガの予防にもなります。

 

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  1. 2025.03.10

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