アンチエイジングと聞いた時にイメージすることは人によって大きく異なるのではないかと思います。
目につきやすい情報としては美容について解説をしているものが多いので、
なかにはアンチエイジング=美容と思っている人が少なくないのではと感じています。
アンチエイジングという言葉の意味は「抗老化」・「抗加齢」になります。
本来は「アンチエイジング医学」など医療として用いられることが多く、
日本抗加齢医学会ではアンチエイジングの定義を「元気で長寿を享受することを目指す論理的・実践的科学」としています。
その中のひとつに美容も入ってくるわけですが、人気ある分野なので目にする機会が多くなるので勘違いしないようにしましょう。
本題に戻って、アンチエイジングの定義が「元気で長寿を享受することを目指す論理的・実践的科学」としても
これだけでは理解にしにくいと思います。
そこで話を崩して理解しやすいように解説をしていきます。
アンチエイジングの言葉を分解すると「アンチ」は反抗や抗体・「エイジング」は時間の経過や加齢という意味になります。
年齢を重ねていくとおおよそ30代から体は衰えていきます。
この事実から逃れることはできません。
ご自身の周りを人を思い出してみましょう。
年齢を知ると驚いてしまうほど若々しい人や実年齢よりも老けてみえる人などいると思います。
だから、衰えていくはスピードは同じではないといえます。
アンチエイジングとは生きている時間の中で衰えるスピード最大限ゆるやかにしていく、
人生という年月をかけたゲームと捉えれとイメージしやすいのではないでしょうか。
人の生きるポテンシャルは条件が揃っていれば、現在は120歳くらいまで生きられるようです。
120歳までいかに身体や精神的な自由を手にするためには、生活習慣が大切になります。
体に良い反応を与えるために運動・食事・睡眠をバランスよく適度に取り込む。
そして、その習慣を継続し続けることがアンチエイジングを実現させる確率を高めることになります。