年齢別の膝の痛み

膝が痛くなると歩く・階段昇降などがつらくなってしまうことは少なくありません。

膝が痛くなる理由は人によって違いスポーツなど運動をしていて繰り返しの動作によるもの・ぶつかるなど外力によるもの・加齢から骨の変形に起因するもの。

大きく分けるとこの3パターンになると思います。

必ずではないにせよ年齢によって痛め方に特徴があります。

10〜20代くらいはスポーツなどが原因になることが多く、30代以降になってくるとスポーツなど運動で痛める人から年齢が高くなるにつれて骨の変形が原因になってくる割合が増えてきます。

具体的な疾患を年齢別に紹介します。

□10〜20代 半月板損傷・膝蓋骨脱臼

□30〜40代 膝蓋軟骨軟化症・前十字靭帯損傷

□50代以降 変形性膝関節症・関節リウマチ

年齢に関係なく起こりやすいものは滑膜炎や痛風などがあります。

あくまでも年齢で分けた時に数の多いものはという視点なので年齢が外れているから起こらないわけではありません。

予防方法も痛める原因によって変わってきます。

スポーツなど運動がきっかけで痛くなったのであれば、体の対策としてウォームアップ・クールダウンをしっかりと行いケガをしにくい体作りをしていく必要があります。また、環境面にも気を配っていきます。グラウンドならしっかりと整備されているか。体育館などは床が濡れて滑りやすくなっていないかなど安全面に問題がないか事前にチェックしておく必要がある。

年齢を考慮していくと年を重ねるごとに体力は落ちていくので普段から体を動かすなど運動をして筋力の維持や向上をしているか。体のメンテナンスをするなどがあげられます。

また、年齢に関係なく食事をしっかり摂り、栄養面にも気を配る必要があります。

大きな枠組みで捉えるとこのような事が痛めないための対策になります。

ここからは個別の事案になるので、身体的特徴なのなどを加味してエクササイズを付け加えていくことをおすすめします。

何をすればいいのか分からない時はご相談下さい。

 

 

 

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  1. 2024.09.15

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