体に痛みを感じた時はいろいろな感情が沸き起こってきます。
同じような感想が出てくるのは筋肉痛になります。
久しぶりに運動をして2〜3日くらい経ってから筋肉に痛みを感じると「年を取ったからだ」というセリフを耳にすることが多いです。
筋肉痛は運動後数時間から数日後に生じる筋肉の痛みのことになります。
一定の時間が経過してから症状が生じるため、遅発性筋肉痛ともいいます。
運動中から運動直後に痛くなる場合は急性筋肉痛といいます。
筋肉痛の原因は何か。
正確なメカニズムは解明されていませんが、このような事が考えられるだろうと言われています。
□遅発性筋肉痛 体力に合っていない運動や不慣れな運動をした時に筋肉が過度な収縮を繰り返しすることによって炎症反応が出現して起こると考えられている。
□急性筋肉痛 筋肉に負荷がかかりやすい激しい運動によって筋肉内に乳酸や水素イオンなどが蓄積し、筋肉の一部に血流不足が起こることが原因と考えられています。
遅発性筋肉痛・急性筋肉痛のどちらでも運動によって起こることは変わりません。
同じ運動を繰り返していれば体も運動の強度に適応してくるので、どちらの筋肉痛も通常は起こらなくなります。
もし、運動をする度に同じ場所に筋肉痛が起きるとしたら、それは筋肉痛ではなくオーバーユースによる痛みなので痛みの状態を確認したり、体の使い方を確認したり、別の視点からチェックをしたほうがいいと考えられています。
筋肉痛は痛みを感じていて一週間も経つと痛みは消えていきます。また、痛みを感じている時でも筋肉を温めたり、ゆっくりと動かしたりしている一時的に痛みは消えるので筋肉痛が出ても心配はありません。
それでも痛いよりは痛くないほうがいいと思います。
筋肉痛を予防するには何をするといいのか。
□日頃から体を動かすことを習慣化しておく
□ウォームアップ・クールダウンはサボらずにおこなう
□バランスの良い食事と適度な休息を取る
これらを意識すると筋肉痛の予防にもつながり、筋肉痛になったとしても痛みが軽減できます。