姿勢に関係する話題は尽きることがありません。
いろいろな場面で姿勢が悪いと○○といわれます。
そんなこともあってなのか。姿勢をよくする方法や姿勢を良くするためのストレッチなど方法論が沢山あります。
それだけ、気にしている人が多いということなのでしょう。
姿勢を気にしている人は、何を目的にして姿勢を変えたいと思っているのでしょうか。
ここが重要になります。目的によって、目指す姿勢が変わってくるからです。
目的に応じて、姿勢を変化をさせていきますが、姿勢の基準を作っておかないと変化の途中で修正が必要になったときに比較ができなくなってしまいます。
そうすると姿勢の基準はとなります。
一般的に推奨されている姿勢の基準は
図のように頭から足までのいくつかのポイントを結んだ時に一直線になるように立つと良い姿勢といわれます。ここを基準にして自分の状態と照らし合わせていくといいのではないでしょうか。
姿勢を良くしたい目的にあがってくるのは
□痛みの軽減
□見た目と自信
□身体の健康
□呼吸と循環
などがあるようです。
姿勢を良くすることで目的が達成できるのであれば、素晴らしいことです。
実際は姿勢を良くしたことによって、目的を達成できた人・達成できなかった人など結果はまちまちだと思います。それでも見た目で分かりやすいので、効果の結果も測定しやすいのでチャレンジしてみる価値はあるでしょう。
良い姿勢の面白いところは、人は1日の中で立って止まっていることはほとんどないのに姿勢については止まっている状態で良し悪しを判断しているところだと思います。
いろいろな静止している状態をつなげていくと動きになります。
この文章が分かりにくい場合はパラパラ漫画をイメージしてみましょう。
ノート端に絵を描いて少しずつ変化させてある程度の量がたまったら、スピードを出してパラパラめくっていくと動いているように見えます。
これを当てはめると姿勢の集まりが動きにつながるといえます。
いろいろな姿勢をできるようになるほうが良い姿勢といわれるひとつを極めるよりも有効なことが多いかもしれません。