ランニング・マラソンで足を痛めてしまうと治るまでに時間がかかるのでまた再開をする時には体力が落ちていることがほとんどになるので、大会など目標を設定して行っている時はスケジュールの見直しが必須になります。なんでも計画通りに進むわけではありませんが、出来る限り大幅なスケジュールの変更は避けたいとい思います。
ここが落とし穴になる場合もあります。スケジュールに合わせすぎて結果として身体に疲労がたまりケガにつながってしまう。いわゆるオーバーユースになりますが、これが骨にダメージが蓄積されていくこと疲労骨折につながっていきます。
疲労骨折とは骨に対してすごく小さい外力が同じ部分に加わり続けてヒビ(亀裂)が入りその後ヒビの範囲が広くなり、酷いケースでは完全に折れてしまいす。最初の頃は違和感のような痛みなのでそのうち治るだろうと思っていると疲労骨折になるまでがんばってしまう人が意外と多くいます。
ランニング・マラソンでの疲労骨折は下肢全体に起こる可能性があります。多い順番としては脛骨(スネ)・大腿骨(ふともも)・中足骨(足のひら)になり、骨盤や踵などその他の骨になります。
実際、走っている本人に疲労骨折をしたと自覚するケースは多くはないので痛みや違和感を感じた時のためにセルフチェックを覚えておくと目安ができるので余計な不安を消し去ることができるかもしれません。
方法は片足ジャンプで着地時に痛みがあるかチェック
□10回ジャンプ 痛みがない
□10回ジャンプ 痛みはあるができる
□10回ジャンプ 痛みがあり数回しかできない
□10回ジャンプ 痛くて出来ない
片足ジャンプで痛いのか判断しにくい時は痛くないほうの足でもジャンプをして左右に差があるか比較してみましょう。痛みを感じた時や左右の差をあきらかに感じた場合は専門家に一度チェックをしてもらうことをお勧めします。
もし、疲労骨折だった場合は確実に走ることは中止になるので自分の身体と計画と照らし合わせながら上手に進めていきましょう。