体に痛みがないと生活している時に不便を感じる事はほとんどないと思いますが、体を動かすと痛みを感じると途端に不便を感じるようになります。
これは体のどこの場所でも同じ事ですが特に使用頻度が高い部位が手指ではないでしょうか。
よくあるパターンが包丁で指を切ってしまうとその後指を使うたびに切り傷が動きを妨げたりします。これはケガをする箇所が特にピンポイントで使う癖があるからです。使うたびに痛かったり、不便に感じていたらイライラしてしまいます。
一番気をつけることはケガをしないように色々と準備するやリスクを減らすといった行動の基準値を上げていくことになります。もちろん、ケガをすることで学習する部分もあります。
それでもケガをしてしまったり、なぜか痛くなってしまうこともあるでしょう。
そのような時のために少し知識をつけていきましょう。
□指の変形性関節症 多いのがへバーデン結節になります。手指の第一関節が腫れ痛みを出し、熱を持ったりします。指1本から複数同時になることもあります。症状は時間の経過とともに落ち着きます。しかし、骨の変形は残ります。次にブシャール結節、こちらは手指の第二関節に関節の変形や痛み・腫れが出てきます。
なぜ起きるのか
□加齢
□遺伝的なもの
□ホルモンによるもの
□指の軟骨が摩耗したもの(使い過ぎ)
なかなか予防することが難しい事ばかりですが、使い過ぎについては人によっては予防をできるかもしれません。外傷ではないので痛くなった時に不安になりやすい疾患のひとつになる思います。
痛みを緩和させる方法としては消炎鎮痛剤やテーピングを利用したりするといいでしょう。
この他には関節リウマチ・骨折・打撲・突き指などもあります。
ぶつけた・挟んだなど痛めた原因がはっきりとしている時は骨折を有無の確認はした方がいいと思います。腫れや内出血がみられなくても微細な骨折があり放置してしまうと運動障害を残してしまう可能性があります。