肩こりの知識をつけよう

肩こりを聞いたことがない人はいないと感じるほど世の中に出回っている言葉だと思います。

この言葉は医学的な用語ではないので話している人同士で共通の意味で話ができていないことがあります。

具体例を挙げると痛いというと人・凝るという人がいます。

この時点で同じ意味を指していません。

また、この他の意味で肩こりという人もいるので、肩こりの幅広い意味を知識として頭に入れていきましょう。

肩こりは、日本特有の文化的・社会的要因が深く関わっており、肩こりが「国民病」とまで呼ばれます。
この言葉は、首から肩、背中にかけての筋肉の硬直や不快感を指し、日常会話や医療の場で頻繁に登場します。
英語圏では「stiff shoulders」「neck and shoulder pain」といった表現が使われます。

しかし、日本語の「肩こり」と完全に一致する概念は存在しません。

これは日本の文化的背景などが関わっていると考えられます。

□言語的特徴 「肩こり」は日本語特有の感覚を表現する言葉で、筋肉の「こわばり」や「重だるさ」を簡潔に伝えます。
このような感覚を一語で表現する言葉は他の言語では少なく、日本人の身体感覚への鋭い意識を示しています。
□文化的感受性 日本文化では、身体の微妙な変化や不調に対する感受性が強い傾向があります。
肩こりは、こうした身体の「違和感」を言語化し、共有する文化の一環として定着したと考えられます。
他の国との違いに注目をすると
欧米 肩こりは「首の痛み」や「背中の緊張」として扱われ、特定の症状として強調されることは少ないです。
□韓国や中国などの近隣諸国 肩こりは一般的な症状として認識されています。
人の体は特徴に違いがあっても、作りは同じです。
それでも文化的・社会的な背景でも肩こりに対しての症状が同じではありません。
肩こりは国民病のひとつで、生命に関わることはほぼあり得ませんが
症状が現れるには複雑な要素が絡み合います。

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