インタバール速歩にAT値を当てはめる

前回はAT値の話を解説しました。

これを知ると目的に合わせた運動やトレーニングで効果を得やすくなります。

まずは生活習慣病の予防やダイエットに役立つと言われているインターバル速歩で話を進めていきます。

インターバル速歩とは、一定のスピードで歩くのではなく、速く歩いたり、ゆっくり歩いたりする歩き方になります。

この方法は、生活習慣病の予防や改善・体力向上に効果があるとされています。

具体的な効果は以下になります。

□カロリー消費の増加 速いペースとゆっくりしたペースを交互に繰り返すことで、通常のウォーキングよりも多くのカロリーを消費します。

□心肺機能の向上 インターバル速歩は心拍数を上げたり下げたりするため、心臓と肺のトレーニングになります。これにより、持久力や全体的な心肺機能が向上します。

□筋力の強化 速歩の部分で筋肉がより多く使われ、特に脚やお尻の筋肉が強化されます。

□脂肪燃焼の促進 インターバル速歩は有酸素運動と無酸素運動を組み合わせるため、脂肪燃焼効果が高いです。

□精神的なリフレッシュ 運動はストレス解消や気分の向上に寄与します。異なるペースでの運動は飽きにくく、楽しく続けられます。

□メタボリズムの向上 インターバル速歩は代謝を高める効果があり、運動後もカロリー消費が続くアフターバーン効果が期待できます。

これらの効果を得るためには継続することが前提になるのはいうまでもありません。

インタバール速歩のやり方は

□速歩 3分間、普段の歩行スピードよりも速いペースで歩きます。息が切れるけれども話すことができる程度の速さが目安です。

□ゆっくり歩く 2分間、普段の歩行スピードよりもゆっくりと歩き、呼吸を整えます。

□繰り返す 上記の速歩とゆっくり歩きを5セット(約25分間)繰り返します。

この時の速歩とゆっくり歩くで一定数迷ってしまう人もいるようです。

そこでスマートウォッチなどを使って心拍数のもとで実践すると分かりやすい上に生理学的にも効率があがります。

AT値の70%は速歩・通常歩行の心拍数はゆっくり歩き

こうすると数値が目安になりやりやすい人もいるかもしれません。

言い方を変えているだけなのでしっくりくるほうで実践しましょう。

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  1. 2025.03.10

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