体力の衰えに逆らって、健康や若さを維持して自己実現していくためには運動・食事・睡眠など
生活習慣を見直す必要があります。
出来ていることは継続をし、出来ていないことは少しでも取り組むことで現状打破になっていきます。
今回は運動について話を進めていきます。
体を動かす習慣のある人ない人がいますが、体の機能は使っていない期間が長くなれば自然と低下していきます。
だから動かし続ける必要があります。
スポーツなどの運動をしてこなかった人でも、動いていいれば体力はそれなり高くなったり、現状維持につながることを経験しているはずです。
たとえば、風邪で数日、寝込んだだけでも体調がよくなって動き出した時に、
寝込む前と比べるとやけに疲れるなと感じたことが一度くらいはあるはずです。
体を動かさないとはこのような状態をさします。
寝込まないかぎりは運動強度の差はありますが、それなり体を動かしています。
このレベルであれば体を動かす時間を少しでも確保すれば体力は増していきます。
寝込んでいた後で体力が回復すると今までと同じように生活をしていたら
体力が増えていく感覚はないはずです。
体力を増やすための負荷がかからなくなるからです。
このような事を専門用語に当てはめると以下になります。
トレーニングの3原理
□可逆性の原理 トレーニング効果が取り除かれることを意味します。つまり、トレーニングを続けない場合、達成された成果が徐々に失われてしまうということです。
□過負荷の原理 体は過負荷に応じて成長します。トレーニングは、通常の負荷を超えることで筋肉や組織を成長させます。
□特異性原理 トレーニングは特定の筋肉や組織に特異的な影響を与えます。例えば、脚の筋肉を鍛えるためには、脚の運動が必要です。
□全面性の原則 体全体を鍛えることで鍛える場所のかたよりなくしてケガのリスクを減らすこと。
□漸進性の原則 トレーニングを続けていくと体が慣れてきて負荷や難易度を上げないとトレーニングの効果をえられない。
□反復性の原則 効果を得るために1回だけでなく継続してトレーニングを行わないと効果をえられない。
□個別性の原則 体力・習慣・性格・年齢などに合わせてトレーニングを行う
□意識性の原則 運動の目的・意味を意識してトレーニングをする
この言葉の内容を理解すると効果的なトレーニングができます。