超高齢化社会に突入して人生100年時代がはじまっています。
長く生きるにあたって寝たきりで過ごす時間が多くては楽しくはないでしょう。
元気に長生きするために盛んに言われ始めていることがアンチエイジングになります。
アンチエイジングの意味は
「抗老化」で
□いつまでも若々しい心と体を維持したい
□実際の年齢よりも若く見せたい(見られたい)
□できるだけ長生きしたい
などになります。
アンチエイジングは予防医学に通じるところがあります。
アンチエイジングの基本的な考え方は「予防」と「改善」になります。
そこで人の体のポテンシャルを知っているでしょうか。
人の遺伝的な寿命は55歳くらいまでといわれているようです。
しかし、現実的に55歳はまだまだ若い年齢です。
これは公衆衛生や栄養状態の改善・医学の発展によって遺伝的な寿命+50年くらいになっています。
人は何歳くらいまで生きられるのか。
統計学と細胞生物学から人は最大120歳くらいまでと生きられると予測出来ているようです。
日本人の平均寿命はどんどん延びて2018年のデータでは、男性が81.25歳、女性が87.32歳になります。
50年前の1968年は、男性が69.05歳、女性が74.30歳でした。
この時代背景を比較すれば単純に公衆衛生や栄養状態の改善・医学の発展の影響が大きいといえます。
人の寿命には科学などの発達によっていい影響が出ていますが、
それにともなって低下しているものが子供の体力といわれたりします。
これについては比較する年代によっても結果がバラついたり、比較する種目の変更などあるので
報道されて情報だけでの判断はしないほうがよさそうです。
結果は微増や横ばいになっている情報が多いです。
ただ、子供の体が大きくなっているのは間違いありません。
ここで不思議な点は運動は体が大きいほど優位に働くことが多いはずなのに体力測定の結果が伸び悩んでいること。
次回は、この情報をもとにアンチエイジングについて考えていきます。