脱臼・亜脱臼について

野球のシーズンは日米ともに終わり、今はプレミア12が始まるところです。

今年の野球の話題は大谷選手がすべて持っていった感じもします。

ワールドシリーズの最中に大谷選手がケガをして、当初は肩の亜脱臼と報道されていました。

この時は脱臼や亜脱臼の話で盛り上がっている界隈もありました。

肩の脱臼は日常でもスポーツをしている時でもわりと起こりえることなので脱臼について知識をつけましょう。

脱臼とは関節を構成する骨と骨の本来の位置関係から逸脱してしまった状態のこといいます。

骨と骨は凹凸で噛み合っていて、この骨を安定させるために関節包でできている。

そして、何かしらの原因によって骨と骨の凹凸がはずれしまっている。

脱臼の症状

□弾発固定 完全脱臼していると骨と骨の凹凸が嚙み合っていないので、脱臼している骨の位置から自力で動かせなくなっている状態。

□疼痛 脱臼しているので周辺の筋肉・靭帯などの軟部組織の損傷から痛みがみられる。

□関節変形 骨がが本来ない場所にあるので見た目が普段と違う形になっている。

□関節血腫・腫脹 軟部組織損傷によって血腫が溜まったり、腫れがみられる。

脱臼はイメージがつきやすいかもしれません。

亜脱臼とはどんな状態なのか。

亜脱臼とは関節を構成する骨と骨の本来の位置関係から逸脱しかかっている状態のこといいます。

だから、不完全脱臼といいます。

また、骨と骨の凹凸が少しずれてしまっている状態なので程度によって痛みが少なく違和感を感じくらいのこともあります。

症状は脱臼と同じですが関節の変形はぱっとみではわからないこともあります。

脱臼は完全脱臼・亜脱臼は不完全脱臼になります。

亜脱臼については痛みで動かしにくいなと感じていても自分でもとに戻せたり

何かのひょうしにもとに戻ってしまうこともあります。

脱臼・亜脱臼のどちらにしてもクセにならないように

しっかりと治しきることが大切になります。

 

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