出産後の腱鞘炎

出産後の女性は体に痛みを覚える人も少なくなく相談を受けることも多いです。

どんな悩みが多いのか。

□授乳

□腰痛・肩こり・腱鞘炎

□髪の毛の変化

□眠れない

□体重や体形の変化

□精神的な不安

□体調の変化

□尿漏れ

などがあるようです。

当院で相談を受けるものは腰痛・肩こり・腱鞘炎・体重や体形の変化・尿漏れがあります。

ここの中でも最近多いものは腱鞘炎になるので、こちらについて紹介をしていきます。

一般的に腱鞘炎といわれているものは手首で起きているドケルバン病をさすことが多いです。

これは手首の親指側に痛みがでます。

腱鞘内の腱が圧迫されることで、腫れ・痛み・炎症が起きます。

症状は

□親指側の手首の腫れ

□親指を動かした時の痛み

□手首を動かしたと時の痛み

□握る力が弱くなる

などがあります。

どれも動きに関するもので痛みによって動作の制限がでます。

原因は

□手の使い過ぎ

□ホルモンの変化

このふたつは出産後のママにあてはまることからもドケルバン病になりやすいことは想像できると思います。

治療方法は

□安静と固定 サポーターなど使用して患部が動かないようして回復を図る方法。

□リハビリ ストレッチやマッサージなどによって回復を図る方法。

□薬物療法 鎮痛剤やステロイド注射によって回復を図る方法。

□手術 保存療法で痛みの改善がみられない時に腱鞘を切開する方法を選択することもある。

痛みが改善するには順調に進んでもいきなり痛みがゼロになることはまれです。

治療と平行して日常生活を送ることになります。

使い過ぎで痛みがでるので一定期間安静にできればベストです。

しかし、出産後といったら手を使わずに安静にしてといったところで出来るわけがありません。

赤ちゃんの世話をしなければならないから、こんなアドバイスはナンセンスです。

世話をする時にどうやって手首に負担をかけないようにしていくのか。

ここが大切になってきます。

いままで一番多かった例を挙げると抱き方がポイントになるようです。

細かい点は省きますが抱いている時に脇を極力閉じていられるポジションで抱くと痛みを回避できることが多かったので試しみてください。

 

 

 

 

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