前回は夏バテの原因を紹介しています。体の調子が悪くなってうれしい人はいないと思います。夏バテの症状なども含めてみていきましょう。
夏バテの原因は熱中症と重ねっている部分も少なくありません。
夏バテと熱中症の違いは何か。この場合は熱中症の症状を押さえておくといいと思います。熱中の時は体温の上昇やめまい・頭痛といった明確な症状が出てきます。また、熱中症は短時間で症状が出てくるのに対して夏バテは時間の経過と共に症状が出てきます。
夏バテの症状は
□体が疲労感や倦怠感
□食欲不振
□集中力の低下
□眠気
□熱っぽい感じがする
これらは代表的なものになります。夏バテの特徴としてこれといった身体の異常は見られないことになります。夏バテだと思っていても他の病気の場合もあります。例えば糖尿病や食中毒などのこともあります。
夏バテに対しては突発的な病気とは違うので対策をすることで防ぐことができます。
対策としては
□生活のリズムを整える 体には体内時計があり、朝に太陽の光を浴びることによって体内時計のズレをリセットし、暗くなる夜に眠るリズムで生活できると体の調子が整いやすいです。または無理のないスケジュールで疲労を翌日以降に残さないようにしましょう。
□冷房で体を冷やし過ぎない 室内で身体を冷やして室外で体温が一気に上がることを繰り返すと体は体温調節を何度行い自律神経が過剰に働くことになり知らず知らずのうち疲労が蓄積するので、冷房を使用しつつ体を冷やさないような恰好をしましょう。
□湯舟にしっかりと浸かる
□睡眠をしっかりと取る 寝苦しくて睡眠をしっかりと取れないということがないように冷房を上手く活用しましょう。厚手の布団を掛布団を使用するなど工夫をすると熱帯夜も関係なく快適に眠ることができます。
このほかにも、適度な運動をする・こまめに水分補給をする・栄養バランスの良い食事を摂るなどあります。生活を見直して改善できることから実践していきましょう。