生活をしていく上でケガをしてしまうと不便なことが沢山せてきます。また、趣味などの活動にも制限が出てしまい気持ちも沈みやすくなります。
ケガをしたい人はいないと思いますが事故は突然やってきます。高齢者のデータになりますが、事故で最も多いのが転倒での救急搬送になります。(東京消防庁のデータ2014〜2018)
転倒は特別なことではなく、日常的に起きうることだと認識が必要になります。転倒が大事になってしまうと理解している人も多くはありません。大体の人は捻挫や打撲で放って置いても治るだろうと考えると思います。実際はその程度で収まるのですが、転倒による打ちどころやタイミングなどで亡くなる人も骨折する人も存在します。
このような事実に目を向けていかなければなりませ。
これだけ情報を簡単に手に入れることが出来るので転倒リスクの高い高齢者は特に意識をして転倒予防対策を行っていきましょう。
□つまづきやすいポイントを見つけ改善をする
□声かけなどで注意を促す
□無理なく体を動かす習慣をつくる
□バランスの良い食事をする
□生活リズムを整える
このような事が言われています。
実践してもうためにも高齢者自身に転倒のリスクを熟知してもらい積極的に予防に取り組んでもらえるようするといいのではないでしょうか。
こういった内容が分かってくるのも超高齢化社会に突入しているからだと思います。体力的な部分については高齢者になる前から準備していかなければなりません。運動を始めたからといって効果がすぐに現れるものではありません。健康増進も含めて早い段階から体を動かして将来に備えていくべきです。
また、見逃されがちな事に将来を見据えてバリアフリーを早くから準備する傾向もあるようですが、個人的にやめたほうがいい例だと考えます。体に不自由がないのであれば何気ない日常を便利にしすぎることで体力を落としていくリスクがあるからです。バリアフリーは必要になった時に用意しましょう。