健康の問題を考える時に目的が何になるのかで行動は変わります。
現状は特に調子の悪さを感じないが将来を見据えて予防をしていきたいのか。すでに体のどこかに不調を抱えていてその不調を良くしていたいと考えているのか。大病を患いリハビリによってQOLの質を上げたいなど。
おおまかにいってしまえば予防と改善になると思います。厳密に言ってしまうと両方がミックスになっている人のほうが多いかもしれません。
世間一般に浸透している健康に関する情報としては体の痛みについての情報が様々な媒体で取り扱われています。肩こり・腰痛・膝痛などで悩んでいる人を対象にしている宣伝が多く慢性痛と言われる症状がほとんどだと思います。
ここでは予防との向き合い方について考えていきます。
健康に関することで予防をしようと考えた時に頭に思い浮かぶことは食事・運動などになってくると思います。体に良い変化をもたらそうとした時にすぐに結果に結びつくことは少ないという事はほとんどの人がわかっていると思います。
体に現れる効果を考えると年齢は若い人のほうが結果を実感しやすく年齢が高いほど結果を実感しにくいと感じているのではないと思います。あくまでもこのような傾向があるというだけですべてに当てはまる訳ではありません。
何が根拠になるのか。身体の機能を考えていった時におおよそ30代くらいから体力は衰えていきます。このこと自体は自然の摂理で逆らうことはできません。
予防をする年齢が高くなってしまえばしまうほど身体の衰えは加速していきます。そこに逆らって身体をよりいい方向へ持っていこうとすれば維持するだけでも大変そうなことは想像できるのではないでしょうか。
よくある話で半年くらい運動を続けても変わりがないという人もいますが、色々な条件がありますが衰えていく身体に逆らっていくので同じ状態をキープ出来ているということは効果が出ていると言えます。
効果がでる=向上していくとは限らないと理解できればやる気も出やすいのではないでしょうか。