座ると腰が痛くなる時、前回は腰椎椎間板ヘルニアの可能性がある場合は専門家に確認してもらいましょうとお伝えしました。
腰が痛くならない対策などはあるのか。
一般論としてよく言われる痛みの要因から対策などを考えていきましょう。
□座っている姿勢が悪い 座り方が悪い事で腰の筋肉に負担をかけてしまい痛みにつながると考えられます。負担のかかりにくい座り方としてはイスに腰を深くかけ上半身が真っすぐになるようにします。この姿勢を維持しているから痛みがでないということではありません。
□長時間の同じ姿勢 同じ姿勢を維持しつづけると筋肉がこりかたまって痛みにつながります。連続で1時間以上、同じ姿勢にならないように気をつけましょう。
□痛みを放置しない 痛みを感じる初期の段階だと腰に対策を立てることで痛みが取れやすくなりますが、我慢が長く続くと慢性化してしまいなかなか痛みが改善されなくなってしまう可能性が出てきます。
このあたりの内容は日常会話で出てきたり、見聞きしたこともあるのではないでしょうか。
筋肉は使い過ぎても、使わな過ぎても痛くなることがあるので、適度に筋肉を動かす事は必要と言えます。動かしていく中で持久力もついてくるかもしれません。
体を動かすにも最低限の体力は必要なので、筋肉の柔軟性を高めて疲労のたまりにくい状態にしたり、筋力アップをして体を支える基礎を高くすると、今まで日常で辛いと感じていた事がなくなっていくことが多くなります。
座っている理由で痛みを感じることもあります。
例として、仕事や勉強に人と付き合いなど半強制的な行動の時は痛くなるが、映画など自分の楽しみで座っている時は痛みを感じない人も多いのではないでしょうか。
このパターンの時は身体的な理由で痛みを感じていると言い難いので、筋力アップして、筋肉の柔軟性をあげたとしても、効果があがる見込みは低いと思います。
この時のケアはリラックスするほうが効果が見込めるので、終わった後に楽しみを用意しておくなどの工夫をすると痛みの感覚がかわるかもしれません。