シビレの相談を受ける事も痛みと同様に多い症状のひとつになります。
シビレの原因として挙げられることは沢山あります。中枢神経・末梢神経・循環器・内科的疾患など、どこに起因するシビレなのか。場合によっては緊急性の高いものもあります。
また、シビレの感覚も様々です。触れると感覚の鈍いシビレや触れるとシビレ感が広がっていくものや表現の仕方として、ピリピリ・ジンジン・ぼわっとなど人によって千差万別な言い方をされます。
シビレ自体が目に見えるものではなく、主観的な感覚になるので感じた通りに教えて頂ければ問題はありません。
どの様なシビレを確認しようとしているかと言うと目安としては、正座をしている時に足を触られたくない状態が常時出ていないかということです。
ここでは肩こりと同時に感じているシビレについて考えていきます。
肩こりで辛さ痛みにシビレを感じている場合、首の神経や腕に繋がっている血管などに原因がありそうなケースが整骨院や治療院には多いと思います。
例として右腕がシビレています。と訴えがあった場合、右腕全部にシビレがあるのか。右腕の一部にシビレがあるのか。これだけだでも、色々な原因が考えられます。
どこに原因があるか確認する為に整形外科徒手検査法を利用します。SNS上ではスペシャルテストと呼んでいる方を見かけたことがあります。
実際にどんなことをするかと言うと原因がありそうな神経や血管のある場所に圧迫をかけていきます。原因があればシビレや痛みが増えていく感覚が出てきます。圧迫を解くと増えてきた嫌な感覚が元にもどっていきます。ひどい状態だと圧迫をかける体勢をとっただけでも嫌な感覚が増えてしまう事があります。このような時は圧迫はしません。圧迫をする事で状態を悪化させてしまう可能性があるからです。
この他にも腱反射の状態・筋力のチェックなどを行った結果を総合的に考えていき、整骨院や治療院などで適応できる症状か専門医を受診して頂くべき症状かを判断していきます。