体を動かしたり、体を痛めたりする時に体の中で感じる音があります。

また、周りにいても聞こえる音があります。

このような感じで体に関係する音も分類することができます。

体で感じる音の例としては、肩を回す・足首回すと必ず感じる音があったり、

ギックリ腰で痛める・肉離れが起きる時などがあります。

周りにいて聞こえる代表例はアキレス腱が切れる時の音があり、バチンと鳴るようです。

体で感じ取ったり、聞こえたり音で多く人のが何だろうと疑問に思うのは、

体を動かすと必ず鳴る音になります。

体から音が聞こえることは不安が増すようです。

今回は肩を動かすと音が鳴る人が比較的に多いようなのでこちらについて解説をしていきます。

確かに肩を動かすたびにコリコリ音が鳴っていれば気になるとは思います。

音が鳴る理由はいくつか考えられるので紹介をしていきます。

□腱や関節に石灰が溜まっている　腱など石灰に引っかかり、音を感じます。この場合は聞こえるのではなく動かした時に肩を回している本人・腕を持ってまわしている術者が振動を感じるクリック音。

□肩関節の周囲で腱が引っかかる　腱が周辺の組織に引っかかる音になるので、実際に音も聞こえる・触れればひっかかりや振動がわかる。

□腱板が損傷している　肩を回した際に腱板のクリック音やギシギシした音を感じ取ることができる。

□肩甲骨が引っかかる　肩甲骨が引っかかる事で音が鳴るものは弾発肩甲骨と呼ばれる。いわゆる猫背が酷くて起こることがある。

□肩甲骨の内側に腫瘍がある　脂肪腫など本来はあるはずのないものができてしまいこれに引っかかる。ほとんどは良性の腫瘍らしい。

□肩鎖関節の靭帯が損傷している　靭帯が緩んでしまい骨同士がぶつかる音がする。

基本的には音が鳴っていたとしても、鳴る時に痛みや違和感がなければ心配をする必要はありません。

どうしても気になる時は治療やエクササイズをおこなうことで音が無くなることもあります。